2012年12月3日月曜日

MR1022


京都、底冷えが開始しました。

11月の寒さとは別格の冷却度です。

cassowaryの床から漂う凍てつく空気も、

足の裏をひりひりとさせる程に強力になりました。

外は冷たい風が吹いているので、

最近はもっぱらメルトンコートに身を包み、

出勤をしています。

風を通さずあたたかいので、快適です。


メルトン素材のアウターが、

cassowaryへもいくつか届いています。

その中から、merphからリリースした写真のMR1022

創り手が気に入っているメルトン生地を使って、

創っています。

ウールにアンゴラだたっぷり含まれており、

厚みの割に柔らかいのが特徴です。

また艶のある表面をしていて、

メルトンのもつ無骨さは軽減されています。


カタチはとても大人な雰囲気です。

落ち着いた印象を受ける風貌、

そこへ左右の大きなポケットが迫力を追加しています。

少しだけ丸みのあるシルエットも、

これまでにリリースしてきた作品とは違う魅力を感じます。

店頭に並んだコートの中では、

身幅とアームホールにゆとりが有る方で、

しっかりと内側に着込む事もできます。

ただ、

ぼってりと見えない様に締めるとこは締めて、

ジャケットの様にカーブした袖が、

全体の印象を引き締めています。