2013年2月21日木曜日

MR1031



merphの洋服の印象の1つに

どことなく漂う緊張感と"強さ"があるように思います

作りがどうか縫製がどう生地がどう

それらはどれも重要だと思いますが

そういう部分を知る前に

目の前にある1着の洋服を見た時に感じる

こちらに迫って来るような強い雰囲気

このMR1031を見ていると

それが存分に発揮されていると感じます



使用している生地はコットンギャバジンクロス

打ち込みが良くて生地に自然な撥水性があります

また洋服の輪郭がはっきりと出るのもこの生地の特徴なので

merphのトレンチコート特有の前立てのカッティングも

淀みなく美しい線が描かれています

この手のコートは

スプリングコートと一纏めに呼ばれる事が多いですが

MR1031に関しては

春でも秋でも着用していただける生地で創ってます

秋冬のコレクションでは

例年重厚な生地のコートを多く創りますので

シーズンレスで使える生地感のコートは

春夏で数型を創る様にしています

そして有り難い事に店頭と卸先さんどちらでもご好評で

店頭では早くもサイズ2が残り1着になりました

あと1ヶ月後には出番が来てると良いのですが

暖かくなるのを楽しみにしてこの冬を乗り切りましょう